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2012年は「岩泉線生誕70周年メモリアル・イアー」なんだぞー!



2010年7月31日土砂崩れによる列車脱線事故の発生から



運休を余儀無くされていたJR岩泉線は



今年3月30日に、JRの公式会見で「路線廃止」の結論を出した。



おいらの町の、岩泉線は「1942年」に茂市-岩手和井内間が建設された。



今年(2012年)は、生誕70周年メモリアルで盛り上がるハズだったのに。



こうしている間にも刻一刻と人々の記憶の中から薄れて行くのだろうか・・・・。


kiha52.jpg




いや、岩泉線は廃止を決定しましたが、生誕70周年には変わりない!



何か、町おこしならぬ、「岩泉線おこし」出来ないものかな~・・・!!!



鉄道ファンの皆さんは、もう知ってる情報かもしれませんが、



おいら今日は、岩泉線の哀しい歴史をちょっと紹介するよ。



当初は茂市から岩泉経由で現在の三陸鉄道北リアス線の有る「小本」までを結ぶ鉄道として計画された。



そのため建設から1972年までは小本線と呼ばれていた。



時は、第2次世界大戦の最中・・・。



緊迫した状況下の中で、



小本線が着工されたのにはそれなりの理由があった・・・?



それは小本川上流域(岩泉町門付近)で採掘される耐火粘土



(製鉄所で使用する耐火煉瓦の原材料)の存在に違いない・・・?



製鉄の過程で必要不可欠なこの耐火粘土をこの鉱山から釜石の製鉄所へ輸送するための準軍事輸送路として



「小本線」はこの世に誕生した・・・。



茂市-和井内開業の後、岩手和井内-押角が貨物線として開業。



最大難所の(雄鹿戸)に押角トンネル(2987m)も貫通し



出口付近に宇津野駅が仮営業し耐火粘度の輸送に使われた。



戦後復興後も鉄は重要で、宇津野駅は1947年には本格開業となった。



宇津野から門(かど)の鉱山までは索道も作られ耐火粘度を輸送したという。



小本線は1972年に、おいらの町「岩泉」まで延長された。



iwaizumi_20120122235821.jpg




この時に岩泉線として改称された。



しかし、この時点で小本延長ということは無くなったに等しい。



釜石製鉄所の高炉の火が落ち・・・・



鉱山もその主要出荷先を失い閉山・・・・・



規模を縮小して新会社が設立されたが坑道での採掘は止めてしまった・・・・。



岩泉線はその建設の動機となった粘土鉱山の廃止



周辺の過疎化で輸送量は落ちるだけ落ちた。



並行する国道340号線が代替道路として不適切ということで岩泉線は残っていたが



現代の日本でこのような鉄道が世紀を越えて生き残っているということは奇跡だった・・・・。



岩泉線を散策して驚くことは、それに相応しくない鉄道機能の名残りがあるということだ。



そのことは岩泉線の全盛時代というのが、どれだけのものだったのかを物語るものでもある。



中でも、浅内駅を見るとその構内の広さには目を見張る物がある。


asanaieki.jpg



何本もの線路が引き込まれた跡があり、数々の側線を擁して長大な貨物列車がここに集結したことが伺える。



駅前には列車から運ばれた荷物をさらに周辺地域に運送した民間の運送会社の建物が今でも残っている。



引込まれた線路の岩泉側右先端には大きな転車台の跡が残っている。



SLなどの進行方向をこれで変えていたものだ。



当時こうした転車台は宮古と釜石とここ浅内にしか無かった。さらにSLに使用した大きな給水塔も残っており



今でも人々の喧騒が聞こえてきそうだ・・・。



「岩泉線」は宮古市の茂市と隣接の岩泉町を結ぶ38・4キロのローカル線。



輸送量も少なく国内有数の超ローカル線だ。それでも近年は秘境駅のある路線として



鉄道ファンや観光客の間で密かな人気となっていた。



1987年の国鉄分割民営化で多くの輸送量が少ないローカル線が廃止された中にあって、



残った岩泉線はよりローカル色の濃い路線として注目が増したのだろう。



たったの1両で山峡を走るロケーションは多くの人の郷愁を誘う。



鉄道雑誌にも取り上げられ撮影のために足を運ぶファンは多い・・・。



こんなにも哀しい運命を背負ったローカル線、日本中でここしか無いんだよーーー!(おいらが思うにね)








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